骨格診断には、3タイプの他に7タイプの診断方法があります。
今回は、自分の骨格の特徴がより詳しくわかる7タイプの骨格診断について紹介します。
7タイプの骨格診断とは

7タイプの骨格診断メソッドの概要や、3タイプとの違いを見ていきましょう。
- より詳しい骨格診断メソッド
- 3タイプの骨格診断との違いとメリット
より詳しい骨格診断メソッド
7タイプの骨格診断は、より詳しく骨格診断するためのメソッドです。
国際カラープロフェッショナル協会の体型分析手法である「ラインアナリシス」では、骨格タイプをSライン・Mライン・ Oライン・Hライン・Qライン・Yライン・Wラインの7種類に分けています。
既存の3種類の骨格タイプをベースに、合計7種類の骨格タイプから診断されます。
3タイプの骨格診断よりも細かく診断できるため、自分の本来の骨格タイプを精緻に把握できるでしょう。
3タイプの骨格診断との違いとメリット
7タイプで骨格診断するメリットは、自分に似合うファッションを見つけやすくなることです。
3タイプの骨格診断と違いは、骨格タイプの種類の多さです。
3タイプだけでは自分の骨格タイプが診断しきれなかったり、骨格タイプに似合うはずのコーディネートがしっくりこない方もいます。
3種類の骨格タイプでは要素が混ざってしまうミックスタイプの方は、7タイプの骨格診断を試してみましょう。
7タイプで自分の骨格タイプを詳しく把握することで、似合いやすいアイテムやスタイリングが見つけやすく、より魅力を引き出せるはずです。
7タイプごとの特徴と見分け方

7種類の骨格タイプごとの特徴と、それぞれの見分け方をご紹介します。
骨格タイプ | 特徴 | 見分け方 |
Sライン(理想型) | 全身が直線的で、ウエストが絞られている | 肩・腰の幅が同じくらいで、バランスがよい |
Mライン(筋肉質型) | 筋肉がつきやすい、立体的でグラマラス | 典型的な骨格ストレートの特徴に当てはまる |
Oライン(楕円型) | りんご型でぽっちゃり | 骨格ストレートであり、お腹周りに脂肪がある |
Hライン(痩せ型) | 平面的で、下半身に重心が寄っている | 典型的な骨格ウェーブ特徴に当てはまる |
Qライン(三角形型) | 洋なし型でぽっちゃり | 下半身を中心に脂肪がついている |
Yライン(逆三角形型) | 肩幅が広く、フレーム感のある骨格 | 典型的な骨格ナチュラルの特徴に当てはまる |
Wライン(長方形型) | 全身に脂肪があり、ぽっちゃり | 上半身・下半身に偏りなく脂肪がついている |
7タイプの骨格診断は、3タイプの骨格診断でわかる骨格タイプから派生しています。
基本的に、3タイプの骨格診断で骨格ストレートだった方はS・M・Oライン、骨格ウェーブだった方はH・Qライン、骨格ナチュラルだった方はY・Wラインに分類されるでしょう。
各タイプに似合うコーディネート例

7種類の骨格タイプごとに、似合いやすいコーディネート例をご紹介します。
7タイプごとの特徴と見分け方
骨格タイプ | シルエット | 素材 | コーディネートの例 |
Sライン(理想型) | Iライン | 滑らかでハリのある生地 | Vネックのトップス、タイトスカート、シンプルなワンピース |
Mライン(筋肉質型) | Iライン | 厚みと高級感のあるもの | シンプルでVネックが深めのトップス、ストレート・ブーツカットのパンツ |
Oライン(楕円型) | Iライン | ハリがあり、上質な素材 | シャツ・Vネックのトップス、ハイゲージのニット、ジャストサイズのシンプルなアイテム、ストレートのボトムス |
Hライン(痩せ型) | 上半身に重心、ボディラインを見せる | やわらかく、薄手の素材 | タイト・ショート丈のトップス、ハイウエスト・丈が短めのボトムス(特にスカート) |
Qライン(三角形型) | 上半身にボリュームを持たせ、足首は見せる | ふんわりとソフトな質感 | ショート丈のタートルネック・フリルブラウス、スカーフ、ウエストマークやハイウエストのスカート・テーパードパンツ |
Yライン(逆三角形型) | ゆったりとしたオーバーサイズ | ナチュラルでざっくりとした質感 | 着丈が長めのトップス、ざっくりとしたニット、ワイドパンツ・チノパン、ボリューミーなロングのフレアスカート |
Wライン(長方形型) | ゆったりとしたオーバーサイズ | ナチュラルかつ、厚めでしっかりとした風合い | オーバーサイズのアウター・トップス、膝下〜ロング丈のフレアスカート・ストレートスカート、フルレングスのワイドパンツ |
3タイプの中でも、7種類のラインが異なれば、似合いやすい素材やアイテムには若干の違いが生じます。
コーディネート例を参考にしながら、自分により似合いやすく、体型を美しく見せられるアイテム選びをしましょう。
まとめ
7タイプの骨格診断は、自分の骨格タイプを精緻に把握し、似合いやすいコーディネートを見つける手がかりになります。
7タイプの骨格診断で体型の特徴を理解し、自分にしっくりくるファッションアイテムを見つけましょう。

【記事監修者】Remy副編集長
2020年に関西学院大学卒業後、コンテンツマーケテイング会社に入社。
パーソナルカラープランナー資格(日本技能開発協会)を取得し、「Remy的トレンドニュース」ではZ世代の視点を活かしたファッションに関するお役立ち情報を発信しています。
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