パーソナルカラーの分類の中に、イエベ春とイエベ秋があります。
見分け方や、それぞれに似合うものメイク、ヘア、コーディネートを紹介します。
Contents
イエベとは

イエベとは、パーソナルカラーのアンダートーン(ベースカラー)の1つです。
イエベの特徴や、ブルベとの違いを解説します。
- パーソナルカラーの分類の1つ
- イエベの特徴
- ブルベとの違いは?
パーソナルカラーの分類の1つ
イエベは、「アンダートーン(ベースカラー)」と呼ばれる、生まれ持った似合う色の傾向を表します。
イエベとは「イエローベース」の略語で、黄味がかったアンダートーンを意味します。
暖かみ・黄味のある色合いが似合いやすいでしょう。
アンダートーンは、あくまで似合う色の「傾向」を示すものです。
「この色が絶対に似合う」・「その色以外は似合わない」などといった絶対的な診断ではないため、活かし方にコツがあります。
イエベの特徴
イエベの特徴には以下のような要素があり、ブルベとは似合いやすい色・素材・質感が違います。
ブルベとの違いについて、詳しくは、イエベ・ブルベの違いや見分け方を説明している記事をご覧ください。
イエベの特徴
- 黄味のある肌
- 明るく温かみがある
- 血色がよく健康的
- 親しみやすい雰囲気
イエベの方には、持ち前の健康的な肌色を生かした、黄味ががった色を使うスタイルが似合います。
似合う色を身につけることで血色感や明るさが際立ち、よりヘルシーで暖かみのある雰囲気に魅せられるでしょう。
かっちりとした生地のクールなアイテムを選ぶよりも、シフォンやニットなど、暖かくふんわりとした色合い・質感の服装が馴染みやすい傾向があります。
イエベ春・秋の違い

自分がイエベであると認識できたら、次はイエベ春とイエベ秋の違いを見分けましょう。
イエベ春・イエベ秋の特徴と見分け方を紹介します。
- イエベ春の特徴
- イエベ秋の特徴
- イエベ春・秋の見分け方
イエベ春の特徴
イエベ春は、日本人の約10%ほどの人が当てはまると言われています。
華やかでかわいらしい印象を与えるので、若く見られる方も多いでしょう。
春に咲く草花のような、明るく鮮やかな色味を身につけることで、表情がパッと華やぎます。
イエベ春の特徴について詳しく知りたい方は、イエベ春とはなにかを説明している記事をご覧ください。
イエベ秋の特徴
イエベ秋は、日本人のおよそ30%ほどの人に当てはまるパーソナルカラーです。
血色感が強くなく、黄味のある肌で、落ち着いた印象に見られがちです。
似合う色味を組み合わせて、ファッションやメイクで魅せ方を工夫すると、ナチュラルにもゴージャスにもなりたい印象へと変化させられるでしょう。
イエベ秋の特徴について詳しく知りたい方は、イエベ秋とはなにかを説明している記事をご覧ください。
イエベ春・秋の見分け方
イエベ春・秋は、髪色や肌色、顔の各パーツの色味や顔の印象で判断できます。
イエベ春とイエベ秋の見分け方
イエベ春タイプ | イエベ秋タイプ | |
髪の毛(地毛)の色 | 茶色っぽい | ダークブラウン〜黒髪 |
瞳の色 | 透け感のあるブラウン | ダークブラウン |
肌の色 | クリーム色に近い | ベージュに近い |
頬・唇の色 | 血色感のあるピンク | 黄みのあるピンク |
印象 | かわいらしく明るい印象 | ゴージャスで大人な印象 |
イエベ春の方は、イエベ秋の方と比較して彩度・明度が高く、かわいらしい印象が強く、主に髪・瞳・肌の血色で見分けれらます。
イエベ秋の方は同じ黄味でも暗めかつ落ち着いた色合いで、大人っぽい印象を与えることが多いでしょう。
イエベ春・秋に似合うスタイリング

イエベ春・秋には、それぞれに似合うメイク・ヘアカラー・コーディネートがあります。
イエベ春・秋に似合いやすいスタイリングを紹介します。
- イエベ春・秋に似合うメイク
- イエベ春・秋に馴染むヘア
- おしゃれに見えるイエベ春・秋のコーディネート
イエベ春・秋に似合うメイク
イエベ春・秋の方は、それぞれ次のようなカラーをメイクに取り入れるとよいでしょう。
イエベ春・秋に似合うメイク
イエベ春 | イエベ秋 | |
ベースメイク | ベージュ系・オークル系・アイボリー系 | ベージュ系・オークル系 |
アイシャドウ | ベージュ・ブラウン系・コーラルピンク・エメラルドグリーン | 細かめのゴールド系ラメテラコッタ・ボルドー・オリーブグリーン・チョコレート |
チーク | オレンジ・サーモンピンク・コーラルピンク | オレンジ・テラコッタ・ブラウン・薄めのベージュ |
アイライナー・マスカラ | バーガンディ・ブラウン・ブラック | ブラック・バーガンディー・ブラウン |
リップ | 朱色に近いレッド・オレンジ・コーラルピンク・ブラウン | テラコッタ・ボルドー・バーガンディー・サーモンピンク・マリーゴールド・オレンジベージュ |
イエベ春の方は血色感があり、明るくくすみにくい肌が特徴的です。
メイクをする際には、元々のかわいらしく健康的な色味を活かせるカラー選びが重要です。
特にチーク・リップへオレンジ系のピンクを取り入れることで、じゅわっとした血色感が演出できます。
イエベ秋の方の特徴は、ダークブラウンの瞳・黄味のある赤みの少ない肌です。
下地には肌と同じ黄味のあるベージュを使うことで、色が不自然に浮きません。
アイシャドウはダークブラウンの瞳が際立つよう、暖色系で深みのあるカラーを使用しましょう。
似合いにくいカラーを使用すると、メイクが濃く見える上、顔色も悪く見えてしまいます。
青みのあるピンク・パステルカラーは避けるのが無難です。
イエベ春・秋に馴染むヘアカラー
イエベ春の方は、以下のような黄味のあるベージュ系の明るいカラーを選びましょう。
イエベ秋の方は、以下のような黄味のあるダークな色合い・赤みのあるカラーを選びましょう。
おしゃれに見えるイエベ春・秋のコーディネート
春夏シーズンは、得意なビタミンカラーで、明るい雰囲気を醸し出しましょう。
鮮やかなカラーをトップス・ワンピースに取り入れることで、顔まわりの明るく元気な印象が引き立ちます。
小物に差し色を取り入れれば、全体が締まったイメージに仕上がるでしょう。
秋冬は、ネイビー・ベージュ・キャメル・ブラウンをベースにすることで、季節感を演出できます。
防寒には、ふんわりと暖かみのある素材感のアイテムがおすすめです。
あまり得意でないビビッドカラー・ブラックのアイテムは、顔より遠いボトムス・小物に取り入れるようにしましょう。
イエベ秋の方は、得意なアースカラーを基調としたコーディネートをしましょう。
春から夏にかけては、ブラウン・カーキをベースにしながら、春夏らしい明るいカラーを取り入れましょう。
アースカラーを基調にしても、サーモンピンク・暖かみのあるオレンジ系・スモーキーなグリーンを取り入れることで、暗い印象になりません。
季節感のある素材を選ぶことで、春夏に馴染むさわやかな雰囲気を演出できるでしょう。
秋冬シーズンは、アイボリー・濃いグリーン・マスタードカラーを取り入れるのがおすすめです。
反対に、あまり得意でない明るい色・青みの強いアイテムは、同系色でまとめて、顔周り以外に取り入れるようにしましょう。
ゴージャスさのある素材・質感を取り入れることで、暖かみのある大人っぽい雰囲気が際立ちます。
まとめ
同じ黄味タイプのイエベの中でも、春と秋で似合うカラーや雰囲気が異なります。
自分に似合うカラーをより詳細に知っておくことで、毎日のスタイリングをもっと楽しめるはずです。

【記事監修者】Remy副編集長
2020年に関西学院大学卒業後、コンテンツマーケテイング会社に入社。
パーソナルカラープランナー資格(日本技能開発協会)を取得し、「Remy的トレンドニュース」ではZ世代の視点を活かしたファッションに関するお役立ち情報を発信しています。
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