骨格ナチュラルとは、骨格診断でわかる骨格タイプの1つです。
骨・関節がしっかりとした、フレーム感のある体型であることが特徴です。
今回は、骨格ナチュラルに似合うファッションや、注意すべきポイントを紹介します。
Contents
骨格ナチュラルとは?

骨格ナチュラルの特徴・他タイプとの見分け方について理解しましょう。
- 骨格診断でわかるタイプの1つ
- 骨格ナチュラルの特徴
- 他タイプとの違い
骨格診断でわかるタイプの1つ
骨格ナチュラルは、骨格診断で判断される3種類の骨格タイプのうちの1つです。
骨格診断では、生まれつきの骨・筋肉・脂肪・皮膚のつき方から、最も近い骨格タイプを診断します。
骨格タイプによって似合う・似合わないファッションが違うものです。
そのため、別の骨格タイプに似合うコーディネートを選んでしまうと、垢抜けない雰囲気になってしまいます。
反対に、自分の骨格タイプに合わせたアイテムを選ぶと、一気にスタイルがよく見え、自分の魅力を引き立ててくれるでしょう。
体型が年齢・ライフスタイルとともに変わっても、骨格は人生を通して変化しません。
なるべく早期に骨格タイプを把握しておくことで、より似合うファッションを見つけやすくなります。
骨格ナチュラルの特徴
骨格ナチュラルは骨・関節がしっかりとした、フレーム感のある骨格タイプです。
骨格ナチュラルの特徴は、以下の通りです。
肌 | ドライで、しっかりと硬めのテクスチャー |
首 | 筋が目立つ |
鎖骨 | 大きく目立つ |
肩幅 | 広め |
バスト | 個人差があるが、直線的な人が多い |
二の腕 | 肉感が少ない |
手 | 身長に対して大きめ。薄いが、関節はしっかりと目立つ |
背骨 | 触れると背骨にしっかりと触れられる |
ウエスト | 個人差がある |
ヒップ | 骨盤には厚みがあるが、肉感は少ない |
太もも | 細めで、肉感が少ない |
ひざ | 膝の皿が大きく、目立つ |
ひざ下 | すねの骨・アキレス腱が大きく、目立つ |
足 | 身長に対して大きめ。 |
骨格ナチュラルの人は、全身の形状が四角に近い印象になります。
他のタイプと比べて肉感が少なく、スタイリッシュな体型です。
他タイプとの違い
骨格ナチュラルと他のタイプとの違いは、骨格の大きさ・肉感の少なさです。
肉感の目立ちやすい骨格ストレートと比較して、筋肉・脂肪ともにつきにくいでしょう。
骨格が大きいため、華奢な骨格ウェーブのような細さになることもほとんどありません。
曲線・肉感が少なくユニセックスな雰囲気があり、ボーイッシュなコーディネートも着こなせます。
スタイリッシュで手足が長めなので、モデルにもよく見られがちな体型です。
骨格ナチュラルに似合うファッション

スタイリッシュでユニセックスな骨格ナチュラルに、似合いやすいファッションを紹介します。
- ナチュラルに似合いやすいイメージ
- ナチュラルが得意なコーディネート例
ナチュラルに似合いやすいイメージ
骨格ナチュラルの方には、以下のイメージが似合いやすいでしょう。
骨格ナチュラルの方に似合いやすいイメージのキーワード
- ラフ
- 古着
- 無造作
- モード
- ざっくり
- ゆったり
- Aライン
- Yライン
- 遊びがある
- カジュアル
- スポーティー
- ナチュラルな素材
骨格ナチュラルならではのフレーム感のある体型には、ラフでカジュアルなファッションが相性抜群です。
骨格を活かせるよう、Aライン・Yラインなどで上半身・下半身のどちらかにゆったりとボリュームを持たせ、バランスをよく見せましょう。
ナチュラルが得意なコーディネート例
骨格ナチュラルの方が得意なコーディネートには、下記のようなものが挙げられます。
全体のライン | 上半身または下半身にボリュームのあるYライン・Aライン |
サイズ感 | ゆったりオーバーサイズめを意識 |
素材感 | カジュアルさのあるナチュラル素材 (ガーゼ・麻・ウォッシュ加工された薄めのデニム・コーデュロイ・ウール・ムートン・ワッフル・ヴィンテージ風のレザーなど) |
柄 | 色のコントラストが少ない、ギンガムチェック・ストライプ・ボーダー・ペイズリー・タイダイ・ボタニカル柄など |
アウター | ラフなダッフルコート・ボアコート・ブルゾン |
トップス | 胸の開きが少ないタートルネック・ローゲージニット、ゆったりとしたシャツ・ドルマンスリーブ・ドロップショルダー・フーディー |
ボトムス | ワイドパンツ・オーバーオール・ダメージデニム、ロング丈のギャザースカート・コーデュロイスカート |
ワンピース | Aラインのワンピース・マキシ丈ワンピース |
靴 | メンズライクシューズ・チャンキーヒール |
小物類 | カジュアルなカゴバッグ・リュック・トートバッグ、大きめなアクセサリー・ベルト・ストール |
骨格ナチュラルの特徴であるユニセックスさ・骨格のフレーム感を活かすために、ラフで遊びのあるアイテムやカジュアルな素材選びが重要です。
骨格ナチュラルが気をつけたいポイント

骨格ナチュラルの方が、ファッション選びで気をつけたいことを把握しておきましょう。
- がっしりと見えないように注意
- ラフ×ボリューミーさがポイント
- ナチュラルな素材を選ぼう
がっしりと見えないように注意
骨格ナチュラルの方は、体ががっしりと見えないように注意が必要です。
フレーム感のある骨格がたくましく見えてしまうアイテムの特徴には、以下のようなものがあります。
骨格ナチュラルががっしり見えてしまうアイテムの特徴
- 体に張り付く素材
- やわらかすぎる素材
- ひざの見えるボトムス
- ボディラインの見えるアイテム
- 首・肩・胸元に露出の多いアイテム
- 肩が目立つアイテム(ノースリーブ・パフスリーブ)
ボディラインが見えるアイテム・素材を使ったスタイルは、骨格ナチュラルの存在感のある骨・関節を目立たせてしまいます。
本来の体型よりも、大きくゴツゴツした印象を与えてしまうでしょう。
ラフ×ボリューミーさがポイント
骨格ナチュラルの体型を活かすには、ラフかつボリューミーなアイテム選びがポイントです。
骨格ストレートに似合うシンプル・ベーシックなコーディネートは、骨格ナチュラルの方が着ると地味な印象になってしまいます。
骨格ウェーブに似合いやすいフリル・リボンを使ったガーリーなファッションは、フレーム感のある体との相性がよくありません。
地味すぎ・かわいすぎにならないよう、カジュアル・オーバーサイズ・レイヤードスタイルなどを取り入れてみましょう。
ほどよいラフさ・ボリュームがあることで、ボディラインがカバーされ、よりスタイリッシュで洗練された印象になります。
ナチュラルな素材を選ぼう
骨格ナチュラルの方は、名前の通りナチュラルな素材との相性がぴったりです。
リネン・洗いざらしのデニム・ヴィンテージ感のあるレザー特有の無造作な色味・ざっくりとした風合いが、フレーム感のある体をカバーし、スタイルアップが期待できます。
一方で、サテン・シルク・シフォンのようなリッチでやわらかな素材は、体のラインが強調されてしまうため、避けましょう。
素材選びまでこだわることで、遊びのあるおしゃれなカジュアルコーディネートが実現できるはずです。
まとめ
骨格ナチュラルの方は、スタイリッシュでユニセックスな印象の体つきが特徴的です。
似合いやすいラフ・カジュアルなファッションアイテムを選択し、魅力を最大限に引き立たせましょう。

【記事監修者】Remy副編集長
2020年に関西学院大学卒業後、コンテンツマーケテイング会社に入社。
パーソナルカラープランナー資格(日本技能開発協会)を取得し、「Remy的トレンドニュース」ではZ世代の視点を活かしたファッションに関するお役立ち情報を発信しています。
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